弱み


自分は弱い。

かなり弱い。

人と言い合いなどできないし、したくない。

大きい声を出されたりすると委縮してしまう。

想像の中では自分が勝っているのだが。

実際にこのような場面に出くわすと委縮してしまう。

気が弱いのだ。

だから、自分の意見もあまり言えない。

つい周りに合わせて、イエスマンになってしまう。

都合のいい人間になってしまっている。

自らなりに行ってしまっている。

かつての自信はどこへ行ったのか。

嫌なことがあったらすぐに辞める覚悟でいたのに。

今は委縮してついぺこぺこしてしまう。

本当に情けない人間になってしまっている。

もっと自分の意思表示をしたい。

周りなど気にせず自分の生きたい方向へ進みたい。

そんなこともできない人間になってしまった。

なんのために今まで鍛えてきたのだろうか。

なんのために辛いことを超えてきたのだろうか。

会社の人間なんて怖くないのだ。

それをわかってほしい。会社にいる自分に。

自分の考えは正しいのだ。

自分は能力のある人間なのだ。

自分をもっと認めてあげたいし、自信を持ちたい。

他人に打ち勝てるような性格になりたい。

折れない心を持ちたい。

じゃないと絶対に幸せになれない。

押さえつけられている自分は低能なのだ。

それを自覚しているのだから、自分の能力を最大限発揮できるしごとをしたい。

それが私の今の意思だ。

この意思を誰かに伝えたい。

いまの仕事にとらわれすぎてやりたいことが隠れてしまっている。

そのことを誰かにわかってもらいたい。

自分は謎の自信があるが、他人に見せることができない。

多分だれもわかってくれないし、笑ってくるだろう。

でもそんなことは気にしたくない。

そんな考えをするやつは滅多にいないと思う。

だから笑われると思ってしまう。

自分は希少性の高い人間なのだ。

だから笑われてもいいじゃないか。

もともとそういう人間じゃないか。

誰かに笑われる人間じゃないか。

そうだ。

自分はそういう人間だった。

今思い出すことができた。

笑われる人間でこれからもあり続けたい。

だからするのだ。

意思表示を。

笑われるくらいの意思表示を示すのだ。


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